恋愛と結婚は別物だという意見はよく聞きます。
そして、最近、婚活やお見合いサイトや結婚相談所がポピュラーな存在になりつつあります。
これは、なかなか普通に生活しているだけでは出会いがないというのもあるかもしれませんが、「恋愛と結婚を分けて考える人が多くなってきているのではないか?」と筆者は考えます。
今回は、
・結婚相手の判断基準とは?
・どんな人となら結婚を考えられるの?
・結婚を考えるのならどんな人とお付き合いすればいいの?
という事を筆者の経験をもとに、女性目線でまとめていきたいと思います。
これは一番大事なポイントだと思います。
どれだけ気が合って一緒にいると楽しくて、「この人は運命の相手だ!」と感じるような人でも、相手に結婚願望があまりない場合は、どれだけ楽しく過ごせたとしてもなかなか結婚の話は進みにくいものです。
私の場合は、大学生の時に付き合っていた彼氏がとても気が合って楽しい人でした。
一緒にいて安心できましたし、今までの人生で一番私の扱い方が上手い人だったなと今でも思います。
喧嘩別れも数回ありましたが、根本的に合う部分があったので、久々に連絡を取り復縁することを繰り返していました。
しかし、結局結婚に辿り着く事はありませんでした。
結婚の話も出た事はなく、子供ができたら結婚すれば良いという考えを持った人でしたね。
その経験があってから、私は、どれだけ合う人と付き合っても、相手からも合うと思われていても、結婚願望そのものがあまりない人とは結局ゴールインしないのだと悟りました。
その後、何年かしてから付き合った人とは、お互いがいい歳になっていたというのもありますが、付き合い始めた当初から結婚の話が出ており、一年もしないうちにゴールインしました。
それほど気が合うという訳ではありませんが、結婚するまでも結婚してからもスムーズに行っています。
同じ方向を向いていたというのが決め手だったかと思います。
お見合いや婚活サイト、結婚相談所では、真剣に結婚を考えている人が多いので、やはりこういう所では結婚に結びつく出会いは多いと思います。
やっぱりどうしても結婚に向かない人というのはいますので、もし付き合っている相手がそういうタイプだと、何年付き合おうが、何歳で付き合おうが、結婚までいく可能性は下がってきてしまいます。
なので、ちゃんと結婚願望がある人を見極める事は大事だと思います。
これで全て決まる訳ではありませんが、やはり定職に就いていなかったり、就いていても生活できない位年収が少なかったりすると、結婚には不向きかと思います。
最近は様々な夫婦の形がありますので、女性が働いて養うケースもありますが、結婚というのは二人だけの問題ではありません。
両家の家族も関わってきますし、多くの場合、結婚後は子供を持つ事を考えるでしょう。
「愛があれば」で突っ走れるのは若いうちだけです。
やはりある程度のお金は必要になってきますし、お金がなさすぎると生活がギスギスしてくる所があるのは確かです。
「そんなに贅沢はしなくても、慎ましくても幸せに暮らして行きたい」と思う人も多いと思います。
確かにその通りです。
基本的には身の丈に合う生活をすれば良いのですから。
しかし定職に就いていないという身では、あまりに不安定ですし、それ自体が問題なのではなく、結婚をしようと思っているのにその為の準備をしていない所に問題があるのではないかと思います。
それに「結婚したいとは思っているけど、ある程度落ち着くまで待って」となる事も考えられますね。
婚活においては時間は重要です。
結婚を念頭に置いて相手を探すなら、やはりこの辺りはある程度しっかりした相手を選ぶべきかなと思います。
結婚して夫婦になると、今まで誤魔化せていた部分もそうはいかなくなってきますし、素の自分を見せるようになるでしょう。
自分を大きく見せたり、必要以上に見栄を張る相手は、遊び友達としてなら楽しい付き合いもできるものですが、結婚相手としてはまた変わってきます。
外に対してやたらと良く見せようとする人というのは、結婚してからは、家庭を大事にするよりも、外の付き合いに重きを置く事があります。
そしてその為の浪費も激しくなる事もあるでしょう。
他人なら外面のみで付き合う事ができても、結婚してからは素の部分で付き合っていく事になります。
相手の本質的な部分をしっかりと見極め、共に人生を歩んでいく事ができるかどうかを判断するのは重要と言えますね。
以上が、私が実際に婚活をしてきた上中で感じたポイントです。
私自身としては、結婚と恋愛は別物だったと感じています。
しかし、結婚相手に恋愛感情がなかったのかというとそういう意味ではなくて、一言でいうと「ハートだけではなく頭も使って恋愛した」という感覚に近いです。
愛情は本物です。
恋愛とは違うというと「夢がない…」と感じてしまう方もいらっしゃるのかもしれませんが、夫婦とは先が長く、共に多くの出来事を乗り越えていく中で、ある意味親子以上の絆が出来る間柄でもあります。
結婚はゴールではなくスタートだというのも本物ですので、良いスタートを切る事ができる相手をしっかり見つけて欲しいと思います。