婚活で、在日韓国人の方とお付き合いをしている方は、たくさんいらっしゃると思います。
実際に結婚すると、日本の習慣とは異なる点があるのでしょうか?
今婚活をしている方は気になりますよね。
今回は、在日韓国人の男性と結婚した女性筆者からの体験談が、この婚活ブログに届きましたので、ご紹介したいと思います。
筆者の結婚相手は在日韓国人です。
もともと友達だった人なのですが、全くそんな事は知らなかった為付き合い始めてからそれを知った時には驚きました。
筆者自身は在日韓国人に対して特に偏見もなかつた…というよりは周りに全くそういう人がいなくて意識した事もなかったですし、ニュースにも歴史にも疎く政治経済等にも無頓着な性格のせいか、全然知識がなかったのです。
今となればこういう性格で良かったなと思ったりもしますが。
あまり先入観も偏見もなく結婚した訳ですが、やはり主人や主人の家族と付き合っていく中で文化の違いを強く感じたり悩んだりした事はありました。
しかし良かった事もたくさんあります。
そこで、筆者が在日韓国人の主人と結婚して感じた事を3つ、ご紹介したいと思います。
これは結婚してすぐに一番感じた事でした。
筆者の家は、父親は地方から出てきていた為周りに父方の親戚はおらず、母方の親戚付き合いがあったのも小さい頃だけで、大きくなってからは親戚で集まる事も全くなければ、関係も希薄だったので、特に主人の家とのギャップを感じました。
彼らはとにかく親や兄弟、そして親戚との繋がりを大事にします。
ご先祖様の命日には法事を行い親戚中が集まり、家の中はかなり大人数となります。
新参者の筆者は、誰が誰でどういう関係なのかをなかなか覚えられませんでした。
このように自分達の一族を大事にしますので、自分の家族や親戚を悪く言おうものならかなり相手を憤慨させてしまう事になります。
筆者は結婚したばかりの頃、悪口のつもりはなかったのですが、軽い気持ちで主人の家族について言った一言で主人を怒らせてしまった事がありました。
普段は起こらない人なのに怒ったのはその時が初めてで、かなり驚いた覚えがあります。
ですので、相手のご家族に反対されての結婚や、結婚後に相手の家族と折り合いが悪かった場合だと、かなりうまくやっていくのは難しくなるでしょう。
結婚相手よりも、まず自分の家族と一族が大事なのだなと感じてしまった場面は多々ありました。
お金に対する意識は高く、かなり価値観がしっかりしている印象があります。
主人の家は家族経営で会社を営んでおりますが、その親戚も経営をしている人が多く、貯蓄もしていました。
うちの実家は逆にお金に対する意識が低くて、あまり貯蓄もせず甘いところがありましたので対照的でしたね。
主人もそういう人達を見て育ったせいか、「お金は大事」という意識は強いようです。
友達の友達…という感じで遠い繋がりで、同じように在日韓国人と結婚した人がいて話を聞いた事がありましたが、やはりお金をしっかり稼いでいたり会社経営で稼いでいる人は多いようでしたね。
筆者自身はこういうものにとても疎く、特に自分の考えも持っていなければ主張もしないタイプなので、主人と二人で話している時や主人の実家に行った時は何も思わないのですが、筆者の実家に主人を呼んだ時や両家の両親が揃って食事をする時などはうちの両親は少し会話に気を使っているようです。
筆者はもう結婚して一緒に住んでますから特に何か思う事はなくなりましたが、両親はやはり在日韓国人に対するイメージというのは多少あるようで、「これを言ったらマズイのかな?」という事は考えてしまうしテレビでニュースが流れた時なども気まずくなる瞬間があるのだとか。
ネットで目にするようなキョーレツな主張をするような人は誰もいませんし、多少文化の違いは感じるものの酷いことをされたような事な何もないのですが、まぁハッキリとした自分の意識や考えを持っている人達である事は確かかなと思うので、確かにむやみに歴史や政治経済の話はしない方が無難だろうなと思う部分はあります。
なんだかんだ言っても、主人やその家族や親戚達は、もうほとんど日本の考えに染まっていると言っていいような人達なんですが、やはりちょっとした瞬間に「?」と思うような事があったりもしますので、この辺の話題はタブーにしておいた方がいいとは思ってますね。
以上が筆者が在日韓国人と結婚して感じた事でした。
まぁまだ日本てイメージが一人歩きしてる部分もありますし、良い部分も悪い部分もあったりしますし、筆者が知ってる事が全てではないと思っていますが。
ただ今になって私が思うのは、親戚付き合いが盛んというのは最初はものすごく苦痛に感じましたが、今となっては感謝してる部分が多いです。
特にトラブルがないからなんでしょうけど、やっぱり「身内」の存在って有り難くて救われた事も多かったです。
子供の事も可愛がってくれてますし。
「在日韓国人と」というのではなく、「主人と」結婚して良かったなという事はいつも思ってますし、主人の家族や親戚には恵まれているなぁと日々感じながら感謝して過ごす事ができています。