結婚して半年の30代専業主婦です。
私(筆者)は数年間友人関係だった今の主人と、「交際0日」で結婚しました。
因みに授かり婚ではありません。
完全に勢いで結婚しましたが、今のところとても幸せです。
そんな筆者の経験と感想をふまえて、交際0日結婚のメリット3選をお伝えしたいと思います。
短い交際期間での結婚に迷っている方がいましたら、参考にして頂けると幸いです。
夫婦になった所から共同生活と共に2人の恋愛もスタートします。
主人は私の誕生日やフルネームの漢字を婚姻届で知ったくらいゼロからの2人です。
もちろんデートをした事も無く主人の食の好みも知りません。
そんな中での結婚初日の夕食作りは、とても悩みました。
その反応を見ながら、少しずつ主人の好き嫌いや味付けを覚えていきました。
お互いの性格や生活習慣、趣味嗜好を毎日たくさん発見し、より相手を深く知っていく事が出来ます。
たまのデートはドキドキものです。
同じ家に住んでいるのに、わざと駅で待ち合わせたりして楽しんでいます。
もちろん生活する上では嫌な部分も見えてきますが、結婚してしまったからには仕方がありません。
それ以上に、日々愛情や信頼が深まっていくのを感じています。
また夫婦として様々なトラブルや課題を乗り越えていく事で絆が生まれてきました。
恋愛初期のドキドキと結婚生活の安定感を同時に味わえるのは、勢いでの結婚ならではの良さです。
交際0日で結婚を決めてしまったというのは、筆者の人生で今のところ1番大きな決断でした。
その決断をした事は自信につながります。
筆者はもともと子供が好きではなく、特に欲しいとは思っていなかったのですが、主人はひとり息子なので家を継ぐ義務があります。
そして義理のお父さんお母さんの気持ちも考えると、どうやら子孫を残す必要がありそうです。
子供が大好きという主人の為にも子供を作る覚悟を決めました。
今まででは考えられなかった事でした。
そして結婚早々に私は妊娠しましたが、子宮外妊娠となり手術をする事になってしまいます。
その後、私の両親にガンが発覚したりと、他にも様々なトラブルに見舞われましたが、「家族のために!」という信念が持てるようになったため、迷う事なく大きな決断を下す事が出来ました。
落ち込んだり、悲しんだりするヒマはありませんでした。
もしそうなっても、主人が温かく受け止めてくれたに違いありません。
「お金が無いのに結婚して、相手を幸せにできるのかな?」
「私に子供を育てられるのかな?」
など、結婚前には色々と悩みがあると思います。
私も以前は、将来を不安に思い悩んでいましたが、気がつくと数ヶ月前の筆者には無かった覚悟と度胸がついていました。
とは言え、ケンカもします。
お互いを知らなかった分だけケンカも大きい物です。
相手の怒りポイントが分からず、何度か離婚話になる大ゲンカもしました。
今は仲直りして楽しく過ごしていますが。そこで感じたのは
「いつでも離婚できるな」
ということです。
「だって交際0日結婚だし、予想はしてた」と、周囲と自分に言い訳できます。
義理の家族や親戚ともまだそこまで深い関係では無いので、罪悪感も少ないです。
今時は、離婚する人も多く恥ずかしい事ではないなと思えました。
「よし!いつでも離婚できるぞ!」と思っていると、些細な事でイライラしなくなりましたし、心も強くなれました。
短期間に築いた関係なので、「壊れるのも一瞬なのかな?」と心に留めておけば、主人への感謝と優しさを忘れずに生きられる気がします。
以上、筆者の超個人的な体験と偏った考えで書かせて頂きました。
結果として、勢いで結婚することは、ありだと思っています。
以前勤めていた職場のベテラン主婦の方に言われた名言があります。
「結婚なんて誰としても同じ。タイミングよ。どんなに好きな人と結婚しても、箸の持ち方が気に入らないってイライラする日が来るんだから」と。
その言葉どおり、何年交際して結婚しようが、0日で結婚しようが結果は、同じなのかなと思います。
2人で一から家族を作る事に交際期間は関係ありません。
私が交際0日での結婚を発表した時は周りにはとても驚かれ、嘲笑する人さえいました。
結婚をあせるあまり、冷静さを失っていると言われました。
が、勢いで結婚して何が悪い!
確かに30歳を過ぎると結婚に焦り始めます。
でもたいていの女性は、大人になり経験を積んだ分、慎重にもなっているのではないでしょうか。
私は「もっと他にも良い男性が居るのではないか?」と慎重になりながら、自分によりメリットがある人を見つけようと、ズルくもなっていました。
完全に拗らせている状態ですね。
そんな中、色々な偶然とタイミングが重なり、今の主人と結婚する事になった時は、
「この勢いに乗るしかない!」
「後悔してもいい」
と思いました。
結婚するきっかけは何であれ、2人が幸せに過ごせるのであれば、それが1番ステキな事だと思います。