お付き合いしていた彼との結婚を諦めたり、今後一切、結婚をすることを諦めたり。結婚を諦めた方も多いと思います。
先輩たちは、どのような理由・きっかけで、結婚を諦めたのでしょうか。
今回の婚活ブログでは、「結婚を諦めた理由・きっかけ」についてアンケートを取りましたので、ご紹介したいと思います。
(39歳女性 未婚 福島県会津若松市)
私が結婚を諦めた理由は、元々あまり恋愛に興味がなかったのと、自分の障がいがわかったからです。
私は3人兄妹の末っ子なのですが、ふたりの兄が何故か独身主義をつらぬいていて、私が結婚しないといけないのかな、と、ずっと思っていたのですが、私自身もあまり結婚に興味が持てず、そんな中で、自分が自閉症であることも判明し、これは結婚はむずかしいだろうな、と思いました。
そして、自分が恋愛に興味を持てない理由を自分なりにインターネットで色々検索して調べたところ、「無性愛者」と言うキーワードに行きつきました。
「異性愛者」や「同性愛者」と言う言葉はごく一般的ですが、「無性愛者」と言う言葉ははじめて聞きました。
これは異性同性関係なく、誰も恋愛対象として見ることができない人のことを言うそうです。
ちなみにこれは障がいでもなんでもありません。生まれ持った気質です。
私は誰かからデートに誘われたり、好きだと告白されると、すぐ逃げてしまっていました。
恋愛をするのがこわいと言うより、なぜそのひとは私にそんな想いを抱くのだろうと不思議でした。
自分のそう言った考えにずっと違和感を持っていたのですが、「無性愛者」と言う言葉を聞き、納得が行きました。私は人を愛せないのです。
もちろん、恋愛以外の愛情はあります。家族は大切ですし、アイドルに熱狂したりもします。ですが、恋愛となるととんと何もできないのです。
これが私が結婚を諦めた理由です。
(33歳女性 結婚した年齢31歳 東京都板橋区)
大学時代から付き合っていた彼と9年の月日を共にし、私が28歳、彼が33歳といい年になっていました。
途中私が仕事の関係で、2年ほど遠距離の期間もあったのですが、関係性は変わることなく仲良く過ごしており、喧嘩もせず、無理せず穏やかにいられる関係性だったので、このままこの人と結婚してずっと一緒にいるんだろうなと思っていました。
もともと家庭環境に少し問題があり、結婚願望は強くない彼でしたが、私とずっと一緒にいたい、私となら家庭を持ってもいいと思えてきた、と言葉にしてくれたこともあり、結婚について考えてくれているだろうと勝手に思い込んでいました。
仕事の任期を終え、彼のいる地元に戻ってくることが決まった際、正直「結婚」を意識しました。
今後も彼と一緒に過ごし、彼との子供を持ちたいなと思ったからです。
しかし、私が戻ってきた後も今までと同じような付き合いが続き、結婚について話をしてもなんだかはっきりしない態度が続いていました。
もやもやした中、思い切って「私は結婚して子供も欲しいと思っているけれど、一緒に歩みたいと思う??」と聞いてみました。
すると、神妙な面持ちで「ごめん」と。「お前のことはすごく大好きで、これ以上好きになる人は出てこないと思うし、これからもずっと一緒にいたいと思っている。ただ、子供を持つことにいいイメージもないし、持ちたいとも思わない。そういった未来をのぞむなら叶えてあげられない。」と言われました。
どこかで彼が変わることを期待していましたが、9年経ってその言葉を聞いたときに、もう無理なんだなと、彼との結婚をあきらめました。
(43歳女性 バツイチ 山形県鶴岡市)
29歳の時に離婚を経験しました。
現在は43歳、16歳の娘を持つシングルマザーです。
離婚した時にはもう、2回目の結婚はないと思って過ごしてきました。
実家には障害を持つ妹もおります。
父は、17年前に亡くなりました。母が主に妹の介護をしていますがさんざん遊んできた方なのでこれ以上は親に負担をかけたくないと思っております。
現在は仕事を思う存分させていただいておりますが、母も高齢となりいつまで妹の介護が出来るが不安な部分もあります。
ですので将来的には、母の介護も妹の介護も全部私が引き受ける覚悟でいます。
そんな生活環境ですので結婚した相手に、負担になるのは申し訳ないという気持ちと、また、相手と家族がギクシャクしてしまったりお互いに気を使わせるような生活になるよりでしたら、私が中心となって生活したほうが家族の為にもいいと考えております。
また、子供の気持ちも考えた時に、やはりあまりいい気はしないのではないかと思いました。
非常に多感な年ごろですし、娘が結婚したら少し気持ちが分かってもらえるかとも考えましたが、自分に置き換えた時、やはり途中で知らないおじさんが表れても…という思いが大きいのです。
そんな理由からもう結婚は諦めました。しかしながら彼氏はちゃんといます。結婚は諦めても女性は捨てておりません。